【捨てたもの】販促品の扇子
センスを捨てた。
間違えた。
扇子を捨てた。
これは会社で貰った販促品の扇子である。
とても作りが安っぽく、会社の名前入りである。
この時期会社に到着した時には汗がだらだら流れているので、汗が引くまでこれでパタパタあおいでいた。
しかし私はもう一本扇子を持っている。
それは他社の販促品の扇子である。
こちらは紙製だが、木の部分が濃い茶色で私好みだ。
なので自社のものは破棄するに至った。
残した扇子は紙なので、擦り切れたり破れたりしたらちゃんとしたモノを購入しようと思いつつ、もう2年も使用している。
意外と長持ちするものだ。
もうしばらくはこの扇子に活躍してもらおうと思う。
不要な扇子は捨てても、センスは捨てたくないものだ。