【捨てたもの】容器たち
使わなくなったガラスの容器とココット皿を捨てた。
手前のガラス容器は以前、綿棒を収納していたモノである。
容器の直径が綿棒の丸い容器とほぼ同じサイズの為、入れ替えるとすっぽり納まる様子がとても好きだった。
しかし今はガラスのコップに収納している為、この子の出番はなくなってしまった。
100円ショップで購入したものだが、随分長い年月お世話になった。
他に何か収納しようかと思ったが、思い留まった。
1か月ほど放置していたのだから、もう引退でいいではないか。
ガラス容器よ、今までお疲れ様。
そしてありがとう。
真ん中のグラスは、多肉植物を植えていたモノである。
しかしその多肉植物の元気がなくなり、ついには枯れてしまった。
多肉植物には枯れさせてしまい申し訳ない事をしてしまったと反省しきりである。
コップも購入当時はえらく気に入っていて、コップを見つめてはニヤニヤしていたことを思い出した。
もう10年近く昔の話である。
まだ私は学生だった。
とても懐かしい思い出である。
ココット皿はお菓子作りに使用したものだが、最近お菓子を作ることもあまり無くなってしまった為手放すことにした。
バレンタインにチョコレート菓子を作り、当時付き合っていた人と一緒に食べた思い出がある。
これもまた懐かしい記憶である。
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ここの所、モノを捨てるのが少し辛くなってきている。
多少なりとも思い入れのあるモノをゴミとして捨てるのは、罪悪感がざわめいて仕方がない。
捨てても『そのものが無くなった事』を後悔することはほとんどないのだが、何とも言い切れぬ思いでいっぱいだ。
今日は気持ちも少し不安定である。
少しペースを落とし、休み休みやって行こうと思う。